【レバノン】世界一周のきっかけ!カディーシャ渓谷へ。(ブシャーレへの行き方、お金)
マルハバン!
大学生のころ、ネットで世界の絶景とかをぽちぽち見てた。
ウユニ塩湖やらドブロブニクの景色を見て、旅ブログを読んだり、この目でいつか見てみたいなぁ〜と思ったりしてたけど現実的ではなかったあの時の僕。
そんな時に1枚の写真に目が釘付けになった。
な、なにこれ!!!!
てかレバノンてどこ!?
この景色の詳細を調べても全然詳しく出てこない。
ますます興味が湧いてきた!!
でもその時のレバノンは自爆テロが発生していたり、ISの全盛期でとてもじゃないけど行けない…
ただあの時の衝撃が忘れられず、その頃から旅に出ようという考えが現実的になったのを今でも覚えてる。
あれから何年か経ち、僕は今その景色を見に行く!自分自身への約束をついに果たすようでなんか嬉しい。。
カディーシャ渓谷の近くの街はブシャーレです。
行き方を調べても曖昧な感じ、、
カウチのホストに聞いてみたらちょうどレバノン北部の出身ということで、
《現地人に聞いた!ブシャーレへの行き方完全ガイド》
ベイルートからの人も同じです。
まずはCharles bus stationへ行きます。
KolaやDolaからも出てるみたいなんですが、セルビスで狭いし、どのゼルビスに乗ればいいかかなりわかりにくいので、Charlesが1番いいと思います。
着いたらこんな感じ。
Connexionのチケットオフィスがあり、ここでトリポリ行き(5000ポンド)を支払います。
朝は8時くらいから40分おきくらいに頻発してます。
バスはちゃんとした長距離バスでクーラー付き+弱いけどWiFiもありました。
ここでポイント!
左側に座りましょう!海沿いの景色が良く見えます。
渋滞も含め、2時間くらいでトリポリに到着です。
降りた場所は円形の交差点がある場所。
降りたら道路に面した白い建物を探します。
降りたとこの対面にありました。
目印はBank Libano Francaisの赤色の看板です。
見つけたらそのビルの裏にある小さい駐車場へ。
ここにブシャーレ行きのセルビスが停車しています。
僕がいった時も停車していて、7~8割の乗車率になったら発車です。
セルビスなので交渉できますが5000ポンドが妥当だと思います。値段を聞いたりするとふっかけられるので5000ポンドを降車の際に払えばいいです。
トリポリからも2時間程度でした。
左側の景色側から綺麗かな!
近づくにつれ、どんどん気温も下がって寒くなってきます。
レバノンは場所によって寒暖差が激しいです。
降りる場所は予約しているホステルがあればその近くでもいいですし、とりあえず街の中心の教会を目安にしたらいいと思います。
帰りもここからトリポリ行きのセルビスが出発します。
ここから宿を予約している人は宿に向かいましょう。
僕は冒頭の景色が見たくて、時間帯とかも分からなかったのでとりあえずその景色が見れそうな場所まで行ってできそうなら野宿することに。
教会の近くの商店で夕飯を買います。
周りの人にこんな感じの景色が見れる場所はどこ??って聞いて回ってたらどうやら街から登ったとこにある十字架のある丘らしい。
歩くのは無理ではないけどかなりきついと思います。
タクシーでもいいですし、僕はヒッチハイクしましたがすぐに乗せてくれました。
その時既に時間が16時前。
ベイルートを出発したのが遅かったせいですね。
赤ピン ブシャーレの街
青ピン 十字架のある場所
街からはずっと坂道が続きます。
ヒッチハイクで乗り継いだり、途中おばあちゃんにりんごを貰ったりして
無事到着!
霧がすごくて全然周りが見えない…
十字架の横にはレストランがあって、ここら辺で野宿していいか聞いたら
全然いいよ!トイレとかも夜中も自由に使ってね!寒いから気をつけて!とのこと。
写真を見せて、この景色見れるかなー?って聞いたら朝方見れることが多いらしい!
ブシャーレで宿泊して、この景色を見たい人は早朝にタクシーをチャーターした方がいいかもしれません。
野宿の準備開始ー!!
暗くなる前に薪を集めましょう!
ここら辺は田舎出身なのでお手の物。
男のくせに火くらい起こせなかったらダサいよみたいな環境で育ったことに感謝!!
もうすっかりあたりは真っ暗。
夕飯の時間ー!!
焼きにんじん
焼きパン
焼きポテト
デザートに焼きリンゴ
焼きバナナ
うわ、汚い…って思った?
うるせー!!!
これが美味いんじゃ!!!
お昼ご飯食べた時に塩を少し拝借してきてよかった。めっちゃ美味いぜー!
霧は晴れたり広がったり、
標高も高くてころころ天気が変わります。
街を撮ってみたけど、うん。。
けどたまに晴れた時の星空がかなり綺麗!
十字架と星空が素敵
自分以外誰もいないこの空間で
こんな景色と焚き火を眺めながら今までの旅、今後のこと、もの思いにふける時間はなんとも言えない幸せな時間だった。
有名な景色ももちろんいいんだけど、旅行じゃなくて旅のいいとこってこういうとこなんだよな。
ほかの人からしたらなんてことないとこでもそこは自分にとって大切な、思い出の場所になる感じ。
あしたは朝早くから待機なので寝ます。
ただかなり寒い…
野宿する人は防寒具をしっかり準備してくださいね。
朝。
期待を込めてテントを出ると
ちーーん。
けどけど、霧の流れも早いのでこのまま1、2時間待機。
うーん、綺麗なんだけど…
天候だけはどうにもならないね!
とりあえず近くの世界遺産に登録されている神の杉の森へ。
レバノン杉が群生して、保護されています。
9:30ゲート開場。
入場料は自分で決めるスタイル。
少額ですみません…
レバノン杉
と言いますが本当は松の木です。
形が面白い。
成長がかなりゆっくりらしいです。
落雷を受けた木にはアートが施されています。
これは、木に顔を突っ込んだ上裸の女???
いつか君も
こうなれよ!!
朝早くに行ったので、ほとんど人もおらず、澄んだ空気が気持ちよかった。
こういうのやめましょう
日本語はとりあえずなかった。
まあレバノン日本人ほぼいないしなー!
戻りがてらもう1回カディーシャ渓谷を見に行くことに。
おお!!めっちゃ綺麗やんか!
確かに見たかった景色は見れなかったのだけどね。
帰りも街までヒッチハイクで帰ります。
こんな感じの一本道
景色を楽しみながら歩くのもいいかもですね!
ブシャーレからベイルートへと戻る途中に、レバノンで会う人みなに言われるビブロスへ行くことに!
アルファベットの起源の街です。