【イラン】僕的イチオシ!ロレスターン
こんにちは!
王道的観光地から一転、ネットで調べてもあんまり情報が出てこないイラン西部のロレスターン州へやって来ました。
きっかけは、たまたま話してた地元民に勧められたからっていう単純な理由と、人気の観光地ばっかはつまんないなーと思ってみんながあんま行かなそうな所も行ってみたかったから。
結果、大正解!!
本当に行ってよかったです!
ロレスターン州の州都、ホッラマーバードへはエスファハーンからバスで5時間程度。
毎度の事ながらイランのバスは安いのにクオリティ高すぎる!
今回も350円くらいです。
着いたのは16時くらい。
絶対に行きたいと思ってたのはビーシェの滝
安宿もないので長居はできないなーって思い、翌日には次の街へ行くことにしました。
次の街へのバスの時間は明日の午後3時。
今日滝を見に行って明日は街をふらっと回るか、そのままホテル探して明日の朝イチで滝を見に行くかどっちにしよう、、、
日没は20時過ぎで、滝までは1時間あれば着くみたいなので、そのまま滝を見に行くことにしました。
往復600000リアル(1000円)払ってタクシーで向かいます。
途中の景色がかなり綺麗!
今までのモスクだったり聖廟と言った人工物から一転、大自然に包まれてこの時点でもうロレスターン好き!!
やっぱ自然が好きなんだなーって実感。
ドライバーのおじちゃんもびゅんびゅん飛ばしてちょうど1時間で到着!
待っててもらうことを伝えて滝まで10分程度歩きます。
滝に近づいて気づいた。
あ……滝、日陰になってる、、
太陽はまだちゃんといます。ただ、山の斜面で滝には日が当たってません…
けどけど!!やっぱ綺麗!!!迫力もすごい!!!
滝の前ではキャンプしてる人たちがいました。
1人の僕を歓迎してくれてイランで飲めるはずないであろうものを飲ませてくれたり、英語を喋れる人はいなかったけど関係なく、
みんなで酔っ払って楽しく過ごさせてもらいました!
そろそろタクシー戻るねって言っても俺らといよーよ!!みたいなこと言ってくれて、どーせ戻っても宿ないし、何よりめっちゃ楽しいから思い切ってキャンプに参加することに!
全部で20人くらいいたので、あるところで話してたりすると他のところから「おーい!Ryu!こっちこい!」って大忙し。
みんながみんな、見ず知らずのアジア人を大歓迎してくれて、本当に嬉しかった。
うーん、載せられない写真ばっかだ(笑)
当初思っていたイランの厳しい決まりのイメージから、あーやっぱ若者はどこの国でも同じだよなーってなんか安心したり。
ほぼ徹夜で大騒ぎして、朝方みんなが寝静まったころ、滝を見ると
青空と太陽に照らされてめちゃくちゃ綺麗!!!
朝までいれてよかったー!!!
夢中で写真を撮って、その後も起き出した人達と朝ごはん。
さて、バスは15時
お兄さんたちは今日もキャンプするらしい。
帰りはタクシーもいないのでヒッチハイクで帰ることにしました。
滝から駐車場までは10分程度だしすぐ捕まるっしょってなめてました...
滝までは確かに歩いてすぐ。
でも駐車場から一般道までがめちゃくちゃ遠かった、、
ヒッチハイク始めるまでに高低差220m、4kmを10キロ超の荷物背負って??
いや、無理ー!!!
現在11時。あと4時間...
うん、ほぼあきらめました(笑)
とりあえず歩き始めるけど案の定車は通らず、、
みんなー!滝は朝イチで行こうよー!!そして俺を拾って帰ろうよー!!(泣)
歩き始めて30分。汗ダラダラになってようやく悟りました。
歩いても無駄だ。。
重すぎる荷物と暑すぎる気候と坂道でほぼ進んでません、、
日陰で休んでいつか来る車を待つ作戦に。。
徐々に滝に向かう車は増えてきました。
木陰で休む僕を幽霊でも見るかのような目で見ながら通り過ぎていきます。
この中の車が戻ってくる時になんとしても乗せてもらわないと!!
と思ってとりあえず手を振ったりしてみます
そんな時、
1台の車が、
滝方面から、
来たーーー!!
ヒッチハイクというよりほぼ道路を通せんぼ状態で止まってもらってなんとか乗せてもらうことに成功!!
その後もヒッチハイクを続けて3台目に乗せてくれたお兄さんたちがホッラマーバードへ行くとのこと!
バスに間に合う光が見えてきた!!
さらにお兄さん英語喋れる!!
そしてめっちゃいい人感!!
途中でアイスとかサンドイッチ買ってくれて無事14時前にホッラマーバード到着。
バスは15時だから1時間俺らが観光案内してやると言ってくれ、なんとホッラマーバード観光もできることに!!
こんなとこ絶対1人だったら来れてない!!
上の写真の真ん中にある城見たいって言ったらじゃあ行こう!って
今日は定休日で中までは入れなかったけど、、
もうなんか感動通り越してイラン人の優しさに呆れるレベル。。
なんの見返りも求めずなぜこの人達はここまで出会って数十分の人に優しく出来るんだろう??
気づけば毎日イラン人に助けられてるなぁー
無事彼らのおかげでバスにも乗れて、アルメニアとの国境近くの街へ。
イランばいばい!!
また来るよ!ラマダンじゃない時に。
【イラン】エスファハーン観光
こんにちは!
エスファハーンは世界一周前に僕がめちゃめちゃ行きたいと思っていたイマーム広場があります。
特に、、夜のイマーム広場!
こんな感じにライトアップされて、観光客だけじゃなくて地元の方達もたくさんピクニックに来ていて賑わってます。
実際イマーム広場に行くと、たくさんの人が声をかけてくれます。
イマーム広場は、
マスジェデ・イマーム
マスジェデ・シェイフ・ロトゥフォッラー
アリー・カプー宮殿
の3つに囲まれています。大体どれも入場料が150000~200000リアル(250~350円)くらい。
安い??
いや、中央アジア、イランを旅して来た僕にとっては大金なんです。
1食おおよそ150000~200000リアルで過ごしているので、3つ回ったらほぼ2日分やん!とか考え始めたらもう終わり。
マスジェデ・シェイフ・ロトゥフォッラーだけしか入ってません(笑)
(後で後悔しそう、、)
ただここは、ほかのモスクと違って王様専用で作られており、一般人が礼拝するための庭園がないことと、流石に王様専用なだけあって、イランで最も美しいモスクって言われてます。
これは期待大!!
外観も青を基調としていていい感じ!
150000リアルを払って中に入ると
通路も豪華!
中も綺麗!!!
だがしかし!!!
他のモスクとの違いがいまいち分からない芸術的センスのなさ!!!
とりあえず写真を撮ってみるけど全体を上手く撮れない、、
とか何とか言ってますが綺麗でしたよ!
300円は安いと思います!
その後もイマーム広場でだらだら過ごしてたら少し日本語喋れる大学教授とその生徒に声をかけられおもろい所連れてってくれるっていうのでついてくことに。
イランの歴史博物館みたいなとこで無料でした。
博物館自体はあんまり、、だったんだけど教授がイランのことを色々教えてくれて勉強になった。
あ、博物館で「家政婦は見た」的なやつ見つけました(笑)
暗殺現場で、医者が毒殺してる現場らしいです。
最後に記帳して、教授おすすめのイスファハーン名物のベリアンを探しに行くことに。
羊のひき肉料理らしいです。
ただ今はラマダン中。レストランは空いてないのでお昼は食べれず、、
夜にリベンジで見つけました。
味は見た目より、触るとすぐ形が崩れるくらい柔らかくて美味しかったです。
イスファハーンには、イマーム広場と有名な橋があります。
スィー・オ・セ橋
やっぱりここも夜はライトアップされてこんな感じに。
ただ、橋なんですけど夏場は完全に干上がってて水はありません。
水に反射する橋はもっと綺麗だったろうな。
イマーム広場に戻ると人がたくさんで賑わってます!!
さすが、イスファハーンは世界の半分!!
って言われてただけある!!
昔はめちゃくちゃ栄えてたんだろうなーとかいろいろ思いを馳せつつ地元の子供と遊んだりして過ごしました。
街歩いてて見つけた絵
冗談でもこうゆうのやめたらいいのになー、、
イランは全く安全だし、住んでる人もみんな親切で良い人ばかりなんだけど、こうゆうのはイメージ悪くしちゃう原因な気がする、、
本当はもう少しいたかったんですが、宿代が10ドル/1泊(2ドル値切った)で高いわりにあんまり快適じゃなかったので(僕にとっては)
1泊しかせずに次の街へ。
予定ではカーシャーン→テヘランへと行く予定だったんですが、たまたま街で喋ってた地元民にロレスターンっていう場所を教えてもらって急遽そこへ行くことに!
調べてもほとんど情報が出てこない、、
不安、、
まあ困ったらイランの人が助けてくれるさーって楽観的にいきましょー!
【イラン】シーラーズ観光[3ドルで泊まる方法]
【イラン】ずっといたくなる街ヤズド[安宿、レストラン情報]
こんにちは。
無事財布とパスポートが戻ってきて旅が続けれる喜びを感じてます。。
ヤズドという街は、砂漠の中にあるオアシス都市でゾロアスター教の発祥の街でもあります。
旧市街を歩いていると日干しレンガでできた街並みがとてもいい雰囲気。
ここに半日くらいはいれる。暑いけど、
特に夕方から夜にかけてがおすすめです。
地元の小さい礼拝所も観光地とは違って良い感じ。
今日のラマダン終わりでお菓子とか配ってくれる。このカップケーキすっごく美味しかった!!
もちろん有名な観光地もとても素敵でした。
最終日に行ったヤズド近くの砂漠のサンセットもかなり良かったです。
3人でタクシーチャーターして7ドルくらい
最初は2日くらいの予定だったヤズドに倍以上いることになった理由のひとつにホステルがとても良かったからです。
「Friendly house hostel」
僕がいる時は宿泊者も少なく、まだそんなに有名な宿では無いかもしれないですが、個人的にかなりオススメです。
朝ごはん付きでドミトリーが8ドルという安さ(さらに安くなりました)
特に中庭がかなり広々としていて暑いヤズドでは日中は屋根付きの中庭でごろごろしてました。
そしたらオーナーがお菓子くれたりいろいろ気にかけてくれます。
ドミトリーは地上と地下があり、僕は地下に泊まっていました。同部屋の中国人が、「地下はWiFiが繋がらないから5ドルで泊まれてる」と言ってるのを聞き、チェックアウト時に僕も5ドルにしてって言うとすぐにディスカウントしてくれました。
そんなヤズドでもうひとつおすすめなのが中華料理屋さんです。
ラマダンと、毎日同じような肉とナンに飽き飽きとしていた僕を救ってくれました。
炒飯と青椒肉絲をオーダー。
もう絶対うまいやつ!!!!
少し高かったけどめちゃくちゃ美味しかったし何よりまさかの豚肉!(だと僕は思ってる)
雰囲気もとてもいい感じでご飯食べた後もずっと居座ってしまってました。
場所が少し分かりにくいけどここら辺。
このドアのある家です。
中入ると看板が。
ラマダンじゃなければもっと見つけやすいと思います。
イラン料理に飽きた人や、長期旅行者にはかなりオススメです。
ヤズドの次はシーラーズです。
夜行バス、、
今度は気をつけよう、、
悲劇。イランのバスで財布とパスポート紛失
【イラン】イスラムの聖地マシュハド
こんにちは。
イランの東部、イスラム教シーア派の聖地マシュハドを訪れました。
ずっと中央アジアを旅してきて初の中東!
どんな所か期待して訪れると
完全に都会
道めっちゃ綺麗ー!
ビルとか建ってるー!
点字ブロックとか久しぶりに見た。
初日は宿に泊まって明日から観光だー!
宿についてすぐ眠りについたのですが3時頃何故か起こされる、、
起きるとなんかヤバそうな雰囲気...
どうやら警察が乗り込んできてるぽい...
寝起きでわけもわからない状態で写真を撮られパスポートも取られる。
どうやら宿の主人が遅くついた僕と、ほか2人の登録のようなものをしてなかったらしいけど詳細はよくわからず、
1人のハンガリー人が目をつけられひつように荷物チェックさせられる。
なんかペルシア語に混ざってテロリストって言葉も聞こえるし、、
その時の様子
結局来た目的とかを話してそのまま終了。パスポートも無事返却。
ほんとに意味がわからなかった。
マシュハド1番の観光名所はやはり
『Emam Reza』です。
1日3回多くの人が訪れて礼拝している姿を見ることができます。
僕が行ったのは正午過ぎ。
門の前でキョロキョロしてたら警備員のおじさんに呼ばれる。
「どこから来たの?」
日本
「OKここで少し待ってて」
待つこと5分、1人のおじさんがやって来ました。
どうやらガイドをしてくれるらしいです。無料で。
ただ所要時間が2時間とか言ってる、、
昼ごはん前にちょろっと礼拝しているとこ見て帰ろうと思ったんだけどな(笑)
なのでおじさんにあんまり時間が無いと伝えておくことに。
とりあえずカメラなど、荷物は持ち込めないので預かり所へ。携帯、財布とかは預けなくてもいいみたいです。
その後ボディチェックを受けてから入るとこんな感じ
たくさん人いる!!
カメラ持ち込みはダメなのに携帯でとるのはOKなんだねー!
おじさんに色々案内してもらってる時にふと疑問になったことを聞いてみた。
ヒジャブ(女性がかぶる黒い布)は何歳からなの?
9歳らしい。
理由は
子供が産めるから
実際その歳で子供を産むかは別問題として、イランでは9歳で女の子から女性になるらしい。
日本はアラサーでも女子なのにねー()
礼拝している姿も見ることが出来ました。
凄い迫力!
時間帯と日にちによってはこれの比じゃないくらい集まるらしいです。
マシュハドはここ以外近場にあまり見どころが見つからなかったので2日で次の街ヤズドへ行くことにしました。
ラマダンもはじまってお昼ご飯をどうするか問題とWiFi弱すぎて更新できるか分からない問題と戦いながら楽しんで行きたいと思います。
トルクメニスタン地獄の門と最新お金事情
無事トルクメニスタンに入国できた僕は国境の町クフナウルゲンチへ。ここは街が世界遺産になってるんです。
ここはかつてシルクロード時代は最大の都市でしたが川の流れが変わって水が得られなくなり、自然に衰退していったなんかかわいそうな街です。
シェアタクシーでバザールに着いた僕は両替できるところを探してうろうろ。
おばちゃんが教えてくれた人が両替してくれるみたい。
先にCurrencyでぼられないようにレートチェック!
1マナト=31円、1ドル=3.5マナトね!
てことは20ドルくらい換えとけば移動とかも全部いけるかな?と思って20ドル換えることに。
計算し始めるおじさん
70マナト以下になったらすぐ文句言おうと準備する僕
「360マナトだな」
え!?
え!?
訳わかんない混乱してきた.....
1ドル=18マナトなの??
てことは20ドル換えすぎなの????
わかんない、10ドルにしとこ、、
てことでとりあえず10ドル=180マナトゲット。
物価がわけわかんないのでバザールを歩いてレストランに行くことに。
メニュー表なんかないからおにいさんに安くて美味いやつくれ!
って言って出てきたのがこれ
コリアンヌードルらしいです。
味は、パスタの麺を5分って書いてあるのに10分茹でてやったぜー!みたいな味でしたが美味しかったです。
最近湿気てる固いパンしか食べてなかったからね。
お値段12マナト。
妥当な感じ!
もし1ドル=3.5マナトだとしたら300円ちょっとでバカ高い!!もはやCurrencyが間違ってるの??
食べてたら横のおにいさんがビール奢ってくれました
タクシーで地獄の門のあるダルバザまでは3~4時間。夜に着きたいので17時くらいに出れたらいいなーと思いとりあえず観光することに。
ウズベキスタンで見たやつと比べてぼろぼろ。
けど時代の流れを感じて逆にいい感じ。
観光客もいなくて地元の人がお祈りに来てました。
近くまで行こうと思ったけどバックパック背負って5キロは歩けない、ってことで遠くからで我慢。
いろいろ見ていると16時過ぎに。
タクシー乗り場に行くと行きに見たタクシーの数から激減して2,3台しかいない...
雲行き怪しいぞ、、
とりあえずダルバザ?って聞いてきたおじさんに値段確認すると150マナト!!
もうわけわかんない!1ドル=3.5マナトはもう信じないことにしました。
それでも8ドルくらいかかるのか、、
とりあえず4人集まらないと出発しないので待つことに。
来ない...
2時間待って僕含め2人だけ...
運転手は集まらないと俺はこの街で寝るとか言ってるし、、
ダルバザでビシュケクで出会った日本人の友達に会う約束してた僕は絶対今日行かないとダメなんです、、
運転手「今日はもうダメだね。おわりおわりー!!」
終わらせない。絶対行くまで降りない。てかもう俺が3人分払いますから連れてってくださいってことで現地人価格の1人100マナト×3=300マナトは持ってないので16ドルで払うことに。
辛い...
ダルバザに行く人は早めにタクシー乗り場に行きましょう。
こうしてようやくタクシーは19時過ぎにダルバザに向けて出発。
ひさしぶりのガッタガタの道。
ただ3席分使えるので意外と快適。
ダルバザのチャイハネに到着したのは22時過ぎ。
チャイハネは現在1軒しかないみたいです。
あったはずのところには潰れたチャイハネとサモサ釜だけが虚しく残ってました。
ここで大きい荷物を預かってもらえます。
5ドルと聞いていたので5ドルですか?と聞くと頷くおじさん。
支払ってすぐに地獄の門へ出発です。
およそ2時間砂漠を歩きます。真っ暗の。
出る直前に、サソリと蛇が出るぞと脅してくるおじさん。いらんこと言うなばかー!
2時間真っ暗闇の砂漠を歩くおそろしさは二度と体験したくないです
無事に地獄の門到着!!
今までの苦労なんかふっとぶ凄さ!!
めっちゃ燃えてるー!!!!
着いたのが0時過ぎだったのでほとんど人もおらず、1人でばしゃばしゃ撮りまくってました。
これ全部1人でカメラセットして撮ってるんです。
そう考えて見るとヤバいね痛いね。
けど誰にも見られてなかったからいいもんね。
ただ会う予定だった友達も見つからず、
1人さみしく はないけど炎を見つめながら夕飯
16ドルも払ってるのでこれしか食べません。固いパン。
地獄の門のふちに座って食べるパンは心なしか美味しかったです。
周りではテントでキャンプしてる人もいましたがここだとあったかいし何よりトルクメニスタン2日でほぼ100ドル使ってるんです。
ウズベキスタン1週間で100ドルだったのに、、
寝れるわけない。この100ドルかけた絶景を寝ずに見続けて堪能してました。
だんだん夜が明けてきて周りが見えるように。
友達発見!!!
久しぶりの再会だー!
色々話しているともちろんお金の話に。
彼は1ドル6マナトで換えたらしい。
公式レートが3.5なので超お得ー!!ってな感じで.....
はい、ぼられてますね。僕の1/3です(笑)
それを伝えるとやっとお互いに理解しました。
トルクメニスタンのお金のレート
数週間前から激変してます。
今まではダルバザ行きのタクシーも30マナトで行けてたらしいですが、今現在1ドル=18マナトが本当のレートなようなので100マナトも妥当。
そう考えると僕は国境のタクシーで15キロを30円で走らせた極悪人だったってことも判明。
しょうがないじゃん。知らなかったんだもん。
さらに、荷物預かりのチャイハネで、彼は10マナト(1ドル以下)で預けれたとのこと。
僕5ドル払ってるんですけど、、
とりかえす!!!、と決意してまずはこの絶景を心から楽しむことに。
周りが明るくなってくるとさらに綺麗。
帰りも2時間の歩きです。
日が出てくると僕らが地獄行きになるので少し早めに出発。
こんなとこを1人暗闇の中歩いてたのかー
偉いぞ自分!
チャイハネに着いたらさっそくおじさんに殴り込み!
4ドル返せ!!!やだ!!!の応酬が続き、結局2ドル返してもらって手打ちに。
まあまあ良かった。
ダルバザから首都アシガバートまではヒッチハイクしか手段がありません。
ちなみに朝なので車も15分に1台くらい。
1時間ほど粘って2席空いてる車を止めることに成功!!
値段を聞くと20マナトずつ。
やすぅーい!!!
何このおにいさん。神ですか。
車も綺麗だし!
行きで300マナト払ってるんですけど僕。
優しいお兄さんに連れてってもらって着いたのはアシガバート。
車は市内には入れず少し離れたとこに降ろされます。
そこからバスかタクシー。
おにいさんがバス乗り場まで連れてってくれて無事アシガバートのバザールへ。
市内は白を基調としたのみ許されておりなんか変な感じ。
写真も撮ってるとこを至る所にいる警察に見つかるとまずいみたいで隠れてパシャパシャ。
行きのタクシーで使えなかったから余ってる大量のマナトを消費するべくレストランへ。
いまからイランだもん。ビール飲めないからって調子に乗って何杯も飲む人。
ただ1杯30円。
このチキンプレートも美味かったー!
やっと固パン生活からの脱出!
ちゃんとしたレートで換えさえすればトルクメ物価は安いです。
ご飯を食べたらすぐにイラン国境へ。
国境の手前の関所でチェックを受けた後に国営のバスに乗らないといけません。
お値段は事前に調べたところ10マナト。
要求されたのは50マナト。
国営を騙ったヤクザかなんかですか?
もうマナトいらないので払って待ってたら近くのイラン人が揉めてる。
イラン人「こないだ乗った時10マナトなのになんで50マナトになってんねん!15マナトしかもってないわ!!!」
そうだよねー!こんな急にレート変わってんだもん。
聞くと彼は2週間前くらいにビシネスでイランから来た様子。
やっぱレート変わったのほんとに最近なんだなー!
するとそのイラン人15マナトでOKになった様子。
今度はこっちが怒る番です。
「あのイラン人15マナトなのになんでこっちが50マナトも払わなあかんねん!2人で合わせて70マナト今すぐ返せばか!!」
すぐ返してくれました。
もうわけが分かりません。
ムカついたのでバスの中にひまわりの種の殻をまき散らしてやりました。
しかもバスは全然発車しません。30分以上待ってようやく国境へ。
トルクメニスタン出国は問題なし。
こうして2日で100ドルのトルクメニスタンが終わりました。
それでも地獄の門に行く価値あるの?って聞かれたら僕は
絶対あると断言できます。
あの景色は今までにない、心がぶわーってかき立てられる、そんな絶景でした。
トルクメニスタンのお金に関しては、
- 闇レートが存在する
- 状況がすぐに変動する
- まずは旅人か地元の人に今のレートを聞く
この3つを守れば損することなく旅することが出来ると思います。